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記憶にございません!最高傑作!新作映画登場!三谷幸喜のココだけの話も?

2019年三谷幸喜監督の8作目となる映画が公開されました。なんと今回は政治コメディに挑戦!「もし自分が総理大臣になったら……」などという発想から構想13年のオリジナルストーリーです。

しかも、記憶喪失になってしまった総理大臣という設定。この設定だけでも面白くなるに違いないという予感が!三谷の最高傑作とも呼び声高い『記憶にございません!』を今回は徹底的に紹介していきます!

  記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

  

三谷幸喜監督作品をみる?

天才!脚本家・演出家・監督の三谷幸喜とは?

まずは三谷幸喜のプロフィールからおさらいしていきましょう。

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

1961年生まれ。東京都出身。日本大学芸術学部演劇学科卒業。

大学在学中に劇団「東京サンシャインボーイズ」を結成し、脚本・演出を務めました。最初のうちはその独特な面白さで、脚本家として注目されます。その後は舞台だけでなく、テレビドラマや映画など多方面で脚本や演出・監督などさまざまな顔で活躍し続けることに。 

脚本家としての代表作に、テレビドラマ「古畑任三郎」シリーズ、『王様のレストラン』、大河ドラマ『新選組!』や『真田丸』などがあります。また、脚本・監督作は『ラヂオの時間』、『THE 有頂天ホテル』などです。

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あらすじ

国民から史上最悪と言われている総理大臣の黒田啓介。ある日、彼は病院のベッドで目を覚ますと、一切の記憶がありません。演説中に投げられた石が、頭に命中したショックからでした。 

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

こっそり、テレビのニュースに映る自分を見て事実を把握します。側近の秘書や各大臣はもちろんのこと、自分の家族ですら思い出すことができない黒田。

自分がいかに悪徳政治家であったか、家族もバラバラであるか思い知るのでした。国政の混乱を避けるため、この事実は口外されないことに。事実を知る総理の秘書官に言われるがまま、必死に公務をこなしていきます。

 そこで、何のしがらみのなく真摯に政治に向かう彼の中である変化が。果たして記憶を失くした黒田が目指す未来とは……。

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

 

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映画監督としての三谷幸喜

さまざまなジャンルで活躍している三谷幸喜監督。監督作品も本作で8本目となります。

 

1997年の『ラヂオの時間』、2001年の『みんなのいえ』、2006年の『THE有頂天ホテル』、2008年の『ザ・マジックアワー』、2011年の『ステキな金縛り』、2013年の『清須会議』、2015年の『ギャラクシー街道』、そして4年ぶりとなる本作『記憶にございません!』の全8作です。

THE有頂天ホテル(C)2006 フジテレビ 東宝

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そのうちなんと5作品も日本アカデミー賞にて、脚本賞および監督賞にノミネートされており、初監督作でもある『ラヂオの時間』では脚本賞を受賞しています。

興行収入においても、『THE 有頂天ホテル』の60億以上を筆頭に、それ以降も数十億規模の興行収入を記録してきた大ヒット監督の一人です。

三谷作品の面白さに出演を熱望するキャストも多く、毎回豪華キャストの出演がお決まりです。また、ほかの映画ではあまりみられない珍しいキャスティングなどもあり、これもまた三谷監督ならではといったところでしょうか。

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三谷幸喜の魅力とは?

三谷作品の作風は基本的にコメディです。本人のコメディセンスも面白く、役者として映画などに出演もしています。映画のプロモーションでも積極的に参加し、どんな場合においても必ず笑いを誘っているほど。

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

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三谷作品は本作以外でもそうですが、役者の力量が非常に大きいように感じます。

キャスティングの上手さもありますが、それと同時に、脚本を執筆する際に当て書きしていることも理由のひとつでしょう。

監督曰く、「その役者本人にあてて書くというよりは、こんなことをやらせてみたいだとか仕事を一緒にしたときに発見した部分などを参考にして書くとのこと」。それぞれの役者がそれぞれの役を真摯に演じることで、おかしみを誘うような三谷脚本は本作でも健在です。

それは舞台の演出をこなす中で、いかに役者を面白く見せるのか常に意識してきた三谷監督ならではの方法なのでしょう。

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記憶にございません! の主な出演者

これまでの三谷作品同様、今回も豪華なキャストがそろいました。主な出演者を紹介します。

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

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黒田啓介役/中井貴一

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

主人公の総理大臣・黒田啓介を演じているのは、中井貴一です。

1961年生まれ。東京都出身。父は『君の名は』の佐田啓二。1981年『連合艦隊』でスクリーンデビュー。同作品では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。シリアスな役から今回のようなコミカルな役までこなす日本を代表する名優です。三谷作品では、舞台から映画までさまざまな作品に出演し、なくてはならない存在。今回もその演技力を十分に発揮し、記憶をなくした黒田総理を見事に演じています。

井坂/ディーン・フジオカ

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

 

黒田総理の秘書官の一人・井坂を演じでいるのは、ディーン・フジオカです。

1980年生まれ。福島県出身。2005年に香港でデビューします。その後、香港を中心に活動するも、2015年の出演した連続テレビ小説『あさが来た』で日本でも大ブレイク。数々の作品に出演しながら、ミュージシャンとしても活動しています。三谷作品への参加は今回が初めてです。

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黒田聡子/石田ゆり子

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

黒田総理の妻を演じているのは、石田ゆり子です。

1969年生まれ。東京都出身。1988年『海の群星』でデビュー。2005年に出演した『北の零年』では日本アカデミー賞助演女優賞を受賞しました。奇跡の50代と言われ、いつまでも若々しく可愛らしい魅力ある女優の一人です。三谷作品では舞台出演はしていましたが、念願の映画へは本作が初出演となりました。

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鶴丸大悟/草刈正雄

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

政界きっての悪徳政治家・官房長官の鶴丸大悟を演じるのは、草刈正雄です。

1952年生まれ。福岡県出身。1974年映画デビューします。デビュー後まもなく『沖田総司』で製作者協会新人賞、エランドール賞を立て続けに受賞。2019年の連続テレビ小説『なつぞら』では、ヒロインの祖父役の好演で話題となりました。三谷作品は、舞台やテレビドラマの出演はありましたが、映画では初参加となりました。

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古郡祐/佐藤浩市

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

フリーライター・古郡祐を演じるのは、佐藤浩市です。

1960年生まれ。東京都出身。父は三國連太郎。1980年デビュー。その翌年の『青春の門』でブルーリボン賞新人賞受賞しました。その後も数々の作品に出演し、主演や助演も含め受賞歴も多数。三谷作品では、中井貴一同様になくてはならない存在として、映画のみならずテレビドラマでも多数出演しています。日本映画においてもなくてはならない名優の一人です。

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番場のぞみ/小池栄子

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

黒田総理の事務秘書官を務める番場のぞみを演じるのは、小池栄子です。

1980年生まれ。東京都出身。グラビアアイドルとしてデビューするも女優に転向し、数々の作品に出演。

主演映画『接吻』では毎日映画コンクール女優主演賞を受賞し、『八日目の蝉』では日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞し、その実力は折り紙つき

。女優のみならず、番組MCとして多数レギュラーを持ち、マルチにその才能を発揮しています。三谷作品は舞台のみの出演でしたが、本作で初出演となりました。

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寿賀さん/斉藤由貴

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

10年も官邸理人を務める寿賀さんを演じるのは、斉藤由貴です。

1966年生まれ。神奈川県出身。1984年「少年マガジン」のミスマガジンコンテストで見事グランプリに選ばれ芸能界デビュー。

歌手としても人気を博します。『雪の断章―情熱―』で映画初主演ながら、数々の新人賞を受賞。

その後も映画やテレビドラマで活躍しています。三谷作品にも数多く出演していますが、いずれも舞台かテレビドラマのみ。

意外にも映画は初参加となりました。その不思議な存在感で三谷作品に貢献しています。

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スーザン・セントジェームス・ナリカワ/木村佳乃

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

アメリカ初、日系でもある女性大統領を演じるのは、木村佳乃です。

1976年生まれ。イギリス出身。1996年ドラマデビューし、翌年の『失楽園』で映画デビューし日本アカデミー賞新人賞受賞しました。

また『告白』では、その好演から日本アカデミー賞とブルーリボン賞にて助演女優賞を受賞し誰もが認める実力派女優です。

狂気をはらんだ役どころからコミカルな役どころまで幅広い役を演じます。

三谷作品では舞台とテレビドラマのみの出演でしたが、今回で映画での出演を果たしました。

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山西あかね/吉田羊

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

元黒田総理と同じ党の同期で、野党二党党首の山西あかねを演じるのは、吉田羊です。

福岡県出身。1997年舞台デビュー。舞台を中心に活動をしていましたが、2014年のテレビドラマ『HERO』にて大ブレイク。

以後、『映画 ビリギャル』の母親役で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞し、翌年にはエランドール賞新人賞も受賞しました。

三谷作品はテレビドラマや舞台の出演はありましたが、今回の作品で映画初出演となりました。そして、中井貴一がたまたま吉田の出演したドラマを見たことでその実力に気付き、自身の主演ドラマに抜擢。ブレイクするきっかけを作ったと言われています。本作の共演はそういった意味でも感慨深く見れることでしょう。

 

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みどころ満載の『記憶にございません!』

『記憶にございません!』の一番のみどころは、思いっきり笑って楽しめる映画だということ

記憶にございません!(C)2019 フジテレビ/東宝

政治コメディというと、多少なりとも風刺的な要素があって難しいのではと思いがちですが、本作はそういった映画ではありません。

 中井貴一演じる黒田総理が身勝手だった自分から記憶喪失を利用して生まれ変わるという物語は、どちらかと言えば一種のファンタジー映画。人が全てを捨てて一から人生をやり直すことは、現実的になかなかできません。

 それを「笑い」という手法を用い誰もが楽しみながら、一人の人間の再生の物語を観ることができるのが本作のみどころともいえます。主人公だけでなく、人が一所懸命に生きる姿こそがおかしみの原点であり、三谷作品の原点ともいえるのではないでしょうか。 


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本作に出演しているそれぞれのキャストが、自分の役を楽しそうに思いっきり演じています。それも本作のみどころのひとつといえるでしょう。 

ぜひ、オススメの映画です!

(2019年9月現在の情報です。詳しい情報は公式サイトでご確認ください。)