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池井戸潤の人気小説を長瀬智也主演で映画化した「空飛ぶタイヤ」のあらすじとみどころを紹介!

 

ドラマ化された半沢直樹シリーズや「下町ロケット」などで知られる人気作家池井戸潤の同名の小説を映画化!

原作は170万部突破の大ヒット作で、すでにWOWOWでドラマ化されています。

そんな社会派小説を映画「超高速!参勤交代」シリーズの本木克英監督が映画として再映像化しました!!

空飛ぶタイヤ(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

 

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【空飛ぶタイヤ】基本情報

 

「概要」

 

日本での公開年度2018年6月15日

 

上映時間:120分

 

興行収入:17.4億円

 

「スタッフ」

 

監督:本木克英

「超高速!参勤交代」シリーズ、「居眠り磐音」など

超高速!参勤交代(C)2014「超高速!参勤交代」製作委員会

 

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脚本:林民夫

「永遠の0」「予告犯」など

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空飛ぶタイヤの豪華キャスト!!

 

【赤松徳郎役】長瀬智也

空飛ぶタイヤ(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

 

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赤松運送の二代目社長。タイヤ脱落事故の際、整備不良が原因との汚名を着せられる。

 

【沢田悠太役】ディーン・フジオカ

https://twitter.com/soratobu_movie/status/1055752228395409408

ホープ自動車 販売部カスタマー戦略課長。自ら事件の調査をし、自社のリコール隠しに気づく。

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【井崎一亮役】高橋一生

https://twitter.com/soratobu_movie/status/1059283347891867654

東京ホープ銀行 本店営業本部。事件の調査役。

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【赤松史絵役】深田恭子

https://twitter.com/soratobu_movie/status/1058168490031337473

赤松徳郎の妻。

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【高幡真治役】寺脇康文

港北中央署刑事。

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【榎本優子役】小池栄子

https://twitter.com/soratobu_movie/status/1064695651215192064

週刊潮流記者。井崎一亮とは大学時代の友人。

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【門田駿一役】阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)

赤松運送の自動車整備士。

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【小牧重道役】ムロツヨシ

ホープ自動車車両製造部。沢田の協力者。

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【杉本元役】中村蒼

ホープ自動車品質保証部。

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【宮代直吉役】笹野高史

赤松運送専務。

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【狩野威役】岸部一徳

ホープ自動車常務取締役。

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空飛ぶタイヤの詳細情報!

 

原作:池井戸潤「空飛ぶタイヤ」

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ドラマ版:2009年WOWOWの連続ドラマW「空飛ぶタイヤ」(主演: 仲村トオル)

 

原作は、2002年の三菱ふそう製大型トラックの脱輪による死傷事故、三菱自動車によるリコール隠しなどをモデルにして描かれています。

 

ドラマ版の評価は非常に高いもので、その年のドラマ賞を数多くの獲得しています。

本作を見てストーリーが気に入った方は、ドラマ版も見ることをオススメします!

 

池井戸潤さんは数多くの作品が映像化されており、テレビドラマでは高視聴率を記録していますが、映画化となるのは本格が初!

 

本作で主人公を演じているのは映画は2年ぶりとなるTOKIOの長瀬智也。

そして、ディーン・フジオカに高橋一生、深田恭子に小池栄子など、主役級キャストが数多く出演しています。

空飛ぶタイヤのあらすじ、みどころご紹介

空飛ぶタイヤのあらすじ

 

赤松運送の二代目社長・赤松徳郎は、父親の後を継ぎ会社を経営していました。

空飛ぶタイヤ(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

 

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ある日、赤松のもとに一本の電話が入ります。

それは自社のトラックがタイヤの脱落事故を起こしたというものでした。

しかも、その事故によって主婦が亡くなってしまったのです。

 

事故原因は整備不良の為と一方的に決めつけられた赤松は、警察からの追及と共に世間やマスコミからもバッシングを受け、会社も信用を失ってしまい倒産の危機に陥ってしまいます。

空飛ぶタイヤ(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

 

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しかし、赤松はこの事故は車両の整備不良が原因ではなく、車両自体に欠陥があったのではないかと考え、製造元のホープ自動車の沢田に再調査を依頼します。

グループ会社であるホープ銀行の井崎も独自に調査をするものの、真相はなかなか明らかになりません。

 

やがて、この事故には大企業のリコール隠しがあったことを突き止め、赤松は巨大企業相手に戦いを挑むのですが・・・。

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空飛ぶタイヤのみどころ

 

池井戸潤の作品には本作以前にも経済をテーマにした作品はありましたが、本作は実際に起きた事件をモデルにしています。

モデルとなった会社は実際には倒産してしまったそうなのですが、その会社の社長が大企業に立ち向かうというのが本作のポイントであり、それゆえただの社会派ドラマでは終わらずエンターテイメント作品としても楽しめるものとなっています。

空飛ぶタイヤ(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

 

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本作は、池井戸作品特有の社会派なテーマを描いているのが特徴ですが、非常に考えさせられるテーマでありながら重苦しくなりすぎていなく、誰もが手に取りやすい見やすさがあるというのもポイントとなります。

 

大企業のリコール隠しというのがメインテーマではありますが、それと共に大企業に立ち向かう男と同僚をはじめその家族との絆や被害者家族についても描かれていて、さらには大企業側にも自社の体制やリコール隠しに疑問を持つ男たちがいて、そんな彼らや銀行、警察、マスコミからの目線でも事件を描くなど、社会派ドラマとしてでなく群像劇としても見応えがあります。

空飛ぶタイヤ(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

 

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ともすれば、見る人を選ぶお堅い作品になりそうなテーマなんですが、悪人や正義などを分かりやすく描くのが池井戸作品の持ち味であり、この映画版でもそこはキチンと踏襲されています!

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空飛ぶタイヤの感想

 

「空飛ぶタイヤ」「半沢直樹」「下町ロケット」と、ドラマ化された池井戸作品はどれもお気に入りで(バージョンや続編によっては微妙ですが)、小説も社会派作品にしては読みやすく気に入っていました。

 

しかし、これらの作品が次々とヒットしたことで池井戸作品が毎年のようにドラマ化されてしまい、ちょっとうんざりするほどでした。

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従来より、人気小説が何度も映像化されるのはお決まりのことなんですが、あまりにもそのペースが早いというのは考えものではないでしょうか。

本作に関しても、2009年にすでにドラマ化しており、しかもその作品は非常に評価が高いものだったんです。

 

私も当時ドラマ版を見ていて、地上波のドラマとは違った骨太な内容に感銘を受けていました。

そういうこともあって、本作を見る際は原作というよりもドラマ版とどうしても比べてしまい、この内容を2時間で描くのは無謀だと思ってしまいました。

空飛ぶタイヤ(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会

 

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テーマを伝えつつ多くの人に見てもらうためにエンターテイメントに仕上げるのは仕方がないですし、短い時間でスッキリとまとめているのは見事だと思いました。

しかし、ドラマを知っている分どうしても比較してしまい、どこか物足りなく思ってしまうんです。

 

ラストのスッキリ感はモヤモヤしたままで終わるより当然いいのですが、あまりにも急展開過ぎてもっと長い映画として見たかったというのが正直なところ。

 

ただ、作品としては誰もが見やすい王道路線なので、本作を見てドラマ版や原作を見るというのもアリではないかと思いました!

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空飛ぶタイヤ まとめ

 

原作自体やテーマなどは素晴らしいものなんですが、私としては本作よりもドラマ版の方が好みというのが本音です。

ですが、豪華な俳優陣の使い方は興味深いものですし、難しいテーマを短い中でうまくまとめている点も称賛したいです!


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テレビや映画を製作する際に重要となるスポンサー、その有力スポンサーである自動車会社の不正を描いた映画を大規模上映したというのは考え深いもので、この作品によって多くの人にメッセージが伝わるのであれば映画化した意味はあったんだと思います。

 

ですが、「半沢直樹」や「下町ロケット」ほどの劇的な盛り上がりは本作には無いので、それを期待しているとガッカリされる方もいるかもしれませんね!

 

(2019年9月現在の情報です。詳しい情報は公式サイトでご確認ください。)