テレビ東京系の、「孤独のグルメ」というドラマをご存知でしょうか?
「孤独のグルメ」は深夜帯の低予算ドラマながら、爆発的な人気を博しました。
その人気は衰えることなく、多くのシーズンに渡って放映されています。
ただのグルメ紹介ドラマと思うなかれ。
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今回は、「孤独のグルメ」のあらすじと、そのみどころや名言についてご紹介していきます。
ドラマ「孤独のグルメ」とは?
「孤独のグルメ」は、2012年スタートのテレビ東京系のテレビドラマです。
深夜帯に放送され、低予算ながら質の高い作りで、一気に人気作へと昇りつめました。
主演・松重豊の出世作ともなった存在で、今では彼をテレビで見ない日は無いほどです。
吉報です=「孤独のグルメ」が「Seoul Drama Award 2018」(SDA)において、「The Most Popular Foreign Drama of the Year」という賞を頂きました。誠にありがとうございましたm(_ _)m#tx_kodokugurume #孤独のグルメ pic.twitter.com/gRVHlkuysZ
— 「孤独のグルメ」 テレビ東京ドラマ 毎週金曜放送‼️ (@tx_kodokugurume) August 7, 2018
1話完結のドラマ作品ですので、見る順番がバラバラでも問題はありません。
しかしそれぞれに、ひょっこりと大物がゲスト出演しています。
ゲストは都度変わりますので、探してみるのも楽しみの一つです。
孤独のグルメの原作は?
「孤独のグルメ」にも原作が存在します。
漫画作品として、久住昌之と谷口ジローの共作で、雑誌「SPA!」で連載されていました。
この漫画もまた人気で、根強いファンがいます。
ドラマも原作の雰囲気を踏襲しながら、ドラマとしての「良さ」も追及しています。
新規のファンも原作からのファンも、置いてけぼりにしない魅力があるのです。
孤独のグルメのみどころ、あらすじご紹介
「孤独のグルメ」のあらすじ
主人公の井之頭五郎は、個人で輸入雑貨商を営む未婚の中年男性。
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彼の楽しみは、仕事で訪れた先で、美味しいものを「一人きりで食べる」こと。
赤ちょうちんから街の定食屋、おしゃれなお店まで、お酒は飲まず、ただひたすら「食べる」ことに重きを置いています。
井之頭五郎は健啖家であるため、その食事量は相当なもの。
数々の料理を目の前にして、様々な言葉を頭に思い浮かべながら、料理を平らげていきます。
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そして今日もまた、彼は路地に入り込み、美味しそうなお店を物色しているのです。
「孤独のグルメ」みどころ2つ
面白いドラマの要素とは、一体どのようなものでしょうか。
続きが気になって仕方なくなるミステリー性?
何か、大きなもの事が起こってハラハラドキドキしたりするドラマ性?
それとも、美男美女の恋愛劇でしょうか?
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「孤独のグルメ」は、以上に挙げた中に当てはまるものはありません。
あくまで淡々と進む、1人の中年男の日常を見る(主に食事シーン)ドラマです。
一見、面白くなさそうに思えるかもしれません。
しかし、何となく「見たくなるもの」を持っているのです。
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ここでは、「何故見たくなるのか」を踏まえた上でみどころをご紹介していきます。
従来のグルメを主題にした作品とは一味違う
グルメの話題は、今も昔も人気です。
美食をテーマにした番組や漫画、小説やエッセイなどは数えきれない程存在します。
そのどれもが、それぞれに魅力的です。
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食べること飲むことは、人間に欠かせない行動です。
ある意味、普遍的なテーマと言うことができるでしょう。
しかし、そういった作品に登場する食べ物は、本当のグルメであることが多いのです。
食材にこだわり、高価、もしくは珍しいものを取り上げています。
また、登場人物がうんちくを語る場合も多々あります。
今夜もお付き合い頂きまして誠にありがとうございましたm(_ _)m来週は「東京都江東区清澄白河のポパイベーコンとサンマのクンセイ刺し」ゲストは浅野温子さん、佐戸井けん太さん!お楽しみに〜! pic.twitter.com/nCLlL6kQnm
— 「孤独のグルメ」 テレビ東京ドラマ 毎週金曜放送‼️ (@tx_kodokugurume) October 2, 2015
「孤独のグルメ」は、主人公・井之頭五郎が、ただただ食べるだけです。
小汚く見える定食屋での食事も、美味しそうに平らげていきます。
お疲れのところ今夜もこの時間までおつきあい頂きまして、本当にありがとうございましたm(_…
孤独のグルメさんの投稿 2014年8月6日水曜日
そこにあるのは、ただの個人の感想。
それ以上でもそれ以下でもありません。
食について雄弁ではあっても、語りすぎる訳ではない。
そんな心地よさが、このドラマにはあります。
登場する店は実在する
ドラマを見ていると、そのロケ地を訪れたくなることがありますよね。
孤独のグルメさんの投稿 2016年6月10日金曜日
ここで、この登場人物がこういった行動をした。
自分自身も、ドラマの登場人物の追体験をしたくなってしまいます。
「孤独のグルメ」に登場する店は、全て実在です。
東京近郊に固まってはいますが、地方で撮られた回も存在します。
情報を上手く集めれば、ロケ地となったお店を訪れることも可能です。
今日は涼しい・・・うちの犬もよろこんでおります。Pかわです。今日は夕方4時から「孤独のグルメSeason3傑作選」第一話「北区赤羽のほろほろ鳥とうな丼」第三話「静岡県賀茂郡河津町の生ワサビ付わさび丼」をお送りします。また番組中にお知らせもありますので、しっかり見てくださいね。見逃した方はわすれずに。見た方もまた楽しめる・・・
孤独のグルメさんの投稿 2013年8月24日土曜日
実際に訪れることは無くても、「登場した店が確かに実在する」ということは、どことなく嬉しいことでもあります。
「孤独のグルメ」の名言
「孤独のグルメ」は、会話の少ないドラマでもあります。
大半のシーンは井之頭五郎の独白で埋められています。
しかし、井之頭五郎の言葉選びには、キラリと光るものがあります。
通常ではしない言い回し、とでもいった方が相応しいかもしれません。
ここでは、井之頭五郎の名言をご紹介します。
俺の胃袋は今、何を食いたいんだろう (シーズン1・2話)
ただ何となく食事を選び、食べる。
栄養を摂取する目的であれば、間違いでは無いのかもしれません。
孤独のグルメ傑作選!はもう少し、深夜1時30分から 第1話「江東区門前仲町のやきとりと焼きめし」この街から始まります。今夜は5話一気!
くわしくはこちらをどうぞ〜http://t.co/BtARCeH1ai
豪華プレゼントも! pic.twitter.com/a6ZTFBmbbP— 「孤独のグルメ」 テレビ東京ドラマ 毎週金曜放送‼️ (@tx_kodokugurume) December 28, 2014
それでも、食事は毎日摂らなければなりません。
ならば、できるだけ楽しく食事の時間を過ごしたいものです。
井之頭五郎にとって、食事は大切な行為です。
「食」に真正面から向き合い、自分の欲望に忠実です。
そんな彼の性格や、食への向き合い方が、ありありと分かる名言です。
美味しさに理屈はいらない。おれの口は世界を股にかける遊牧民だ(シーズン3・5話)
「美味しさ」は頭で考えるものでは無く、五感で感じるものです。
五感で感じるから、個人の好みは分かれ、多様性が生まれます。
孤独のグルメさんの投稿 2015年12月11日金曜日
もし、頭でっかちの料理があったらどうなるでしょう。
万人受けする料理ばかりで、食事の楽しみは薄れてしまうかもしれません。
正に、井之頭五郎の言う通り、「美味しさに理屈はいらない」のです。
考えるより先に、全身が「美味しい」と言っている。
そんな基本的なことを、思い出させてくれます。
また、国のイメージとして、料理のイメージが無い国や、食事がまずい言われる国があります。
先入観を取っ払ってみれば、意外とそういった国の食事もまた、美味しいのかもしれません。
ただ「メシ」を食っているだけなのに
「食事」でも「ごはん」でもなく、あくまで「メシ」。
いかにも井之頭五郎的な言葉です。
さあ始まります!孤独のグルメSeason5最終飯はすき焼き〜!五郎さんのたまらんこの顔も今年は見納めだあ。見て下さいね〜。
孤独のグルメさんの投稿 2015年12月18日金曜日
その「メシ」を食うというのが、「孤独のグルメ」の主題です。
主役はあくまで料理の数々。
そして、料理を引き立てる登場人物とセリフ。
「孤独のグルメ」は、井之頭五郎が「メシを食う」ドラマです。
大きなストーリーは少なく、時間の半分以上が食事シーンで占められています。
それなのに、なぜか面白く感じる。
そんな不思議な魅力があります。
少し疲れたとき、ぼんやりと見ていたくなるドラマです。
(2019年10月現在の情報です。詳しい情報は公式サイトでご確認ください。)