MCU、そしてアベンジャーズの原点!映画「アイアンマン」の裏話!
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の記念すべき1作目であり、アベンジャーズの原点である映画「アイアンマン」。
今回はそんな「アイアンマン」をより楽しめるような裏話や小ネタなどをご紹介いたします!
(C) 2008 MVLFFLLC. TM & (C) 2008 Marvel Entertainment. All Rights Reserved.
トニー・スターク=アイアンマン役のキャスティング
映画「アイアンマン」の主人公であるトニー・スターク役は、ロバート・ダウニー・Jrが演じています!
ロバート・ダウニー・Jrは映画「アイアンマン」の他にも、映画「シャーロック・ホームズ」の主演としても有名です。
まずはそんなロバート・ダウニー・Jrがトニー・スターク役に選ばれるまでの裏話をお伝えします!
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スターだらけのアイアンマン候補者たち
今ではロバート・ダウニー・Jr以外がトニー・スタークを演じるのは想像がつかないが、実はトニー・スターク役には、ロバート・ダウニー・Jr以外にも大物スターたちの名前が候補者として挙がっていました。
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その候補者というのは、トム・クルーズやニコラス・ケイジ、ヒュー・ジャックマンなど誰もが知っている大物俳優だらけでした。
しかしロバート・ダウニー・Jrは子供の頃からドラッグ問題を抱えており、テレビドラマ『アリー my Love』のシーズン中にコカイン所持で逮捕され、番組を途中降板した過去があったのです。
そのため当初の制作スタジオ側は、ロバート・ダウニー・Jrに対して「どんなことがあっても、彼を雇うことはない!」と明言していたそうです。
では、ロバート・ダウニー・Jrはなぜこれらの大物俳優だらけの候補者の中から選ばれたのでしょうか?
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ロバート・ダウニー・Jrが選ばれた本当の理由
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何人か候補者を挙げたあと、キャスティング担当のサラ・フィンによって候補者たちで「スクリーンテスト(オーディション)」を行うことになりました。
制作陣側はロバート・ダウニー・Jrの起用にあまり乗り気ではなかったのですが、監督のジョン・ファヴローのみがロバート・ダウニー・Jrを起用することに前向きだったのです!
そしてスクリーンテストを行っていくにつれ、ロバート・ダウニー・Jrの演技力に多くの人が魅了されていき、制作陣側のスタッフもみんなロバート・ダウニー・Jrを推し始めました。
そして見事、ロバート・ダウニー・Jrは圧倒的な演技力でスクリーンテストを勝ち抜いて、トニー・スターク役に選ばれたのです!
当時のスクリーンテストについてサラ・フィンは「上機嫌だけどすごく落ち着いた様子でカメラの前で演じ始めた」と語っていました。
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また、ロバート・ダウニー・Jr本人は当時のスクリーンテストについて「信じられないほどの高揚感だったよ。大きな競技場で戦う前の選手のような気分だ。気絶するか大成功するかどっちかさ」と語っており、選ばれたうれしさや本気さが伝わってきます!
圧倒的な演技力を持ったロバート・ダウニー・Jrですが、もう一つ選ばれた理由があったのです。
それはロバート・ダウニー・Jrとトニー・スタークの過去にありました。
実はコミックにおいてトニー・スタークは、アルコール中毒に悩んでいるという設定だったのです。
だからこそ監督のジョン・ファヴローはトニー・スタークと似た過去をたどってきたロバート・ダウニー・Jrの起用に前向きだったのでしょう。
だからこそ演技が上手く、コミックのファンの方にも受け入れられたのです。
アイアンマンスーツ
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トニー・スタークが開発したアイアンマンスーツ。おそらくファンの方は喉から手が出るほど欲しいものだと思います。
そんなアイアンマンスーツですが、撮影現場で実際に使われたアイアンマンスーツの重さは40㎏を超えていたそうです。
アイアンマンスーツを着ての撮影に対し、ロバート・ダウニー・Jrは「あれを付けて演技をすると2時間くらいで精も根も尽き果てる。”もう十分、スタントマンの出番だ”と言いたくなってしまうんだ」と語っています。相当辛いようですねw
そしてロバートはキャラクターを演じるために体を作りこまなければいけなかったといいます。撮影のずいぶん前から、週に5日、スタンドコーディネーターと一緒にみっちりトレーニングを重ねたそうです。
「身体を鍛えていなかったら撮影は無理だったろうね」とも語っています。撮影にはやはり体づくりも重要なのですね!
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そしてアイアンマンスーツを着たときに登場するキャラクター「J.A.R.V.I.S(ジャービス)」についての秘密も一つ。
ジャービスは、トニー・スタークが設計した人工知能で、戦闘のアシストや執事など多くの役割を果たしています。
そんなジャービスのフルネームは、“Just a Rather Very Intelligent System”(ただの超スーパーインテリジェントシステム)だそうですw
ちなみに映画内でトニー・スタークはアイアンマンスーツをつくる際に、約16億ドル(1700億円)もかかったそうです!凄い額ですねw
映画「アイアンマン」の台本
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映画やドラマなどの撮影では、制作陣側が作った台本を役者が念入りに読んでから撮影を始めるというのが一般的だと思われます。
ですが、『アイアンマン』の制作者たちは、なのよりもストーリーと動きに集中していたため、『アイアンマン』の撮影が開始された時点で、台本は完全に仕上がっていなかったそうです!
そのため撮影ではほとんどのシーンがアドリブだったのですが、監督のジョン・ファヴローはそのおかげで作品がより自然に仕上がったと語っており、視聴者からしても大好評の作品となりました!
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アドリブが多いため、撮影にも苦労がかかったそうです。そして何より役者さんたちがしっかりとアドリブに対応していたのが凄いと思います!
ぜひ本編の俳優陣の自然な演技に注目してみてみるとより楽しめると思います!
スタン・リー
マーベル・コミックで、『スパイダーマン』や『X‐MEN』などのスーパーヒーローコミックの原作を手掛け、マーベル・コミックの実写映画の製作総指揮も務めたスタン・リー。
彼はマーベル・コミックの実写映画すべてにカメオ出演していて、ファンの間では一つの見どころとなっています。
スタン・リーは2018年の11月12日に亡くなってしまい、『アベンジャーズ/エンドゲーム』が最後の出演作品となってしまいました。
もちろん「アイアンマン」にも登場しており、金持ちの老人として女性に囲まれて登場していますw
ぜひ探してみてください!
まとめ
今回は映画「アイアンマン」の裏話・小ネタについてお伝えしてきました!いかがだったでしょうか?
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の記念すべき1作目で世界興行収入第1位となった『アベンジャーズ/エンドゲーム』の始まりの作品である「アイアンマン」。
裏話を聞いた後にみるとまた違う面白さが感じられると思います!見たことがある方もない方も、ぜひ映画「アイアンマン」をいま一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
(ご紹介した作品は8月時点での配信状況です。視聴する時期によっては配信が終了している場合もありますのでご了承ください)