主演は「アメリカン・ホラーストーリー」への出演で知られるリリー・レーブ、そして生徒役で現在大人気のティモシー・シャラメがキャスティングされています。
今回はそんな本作のあらすじと、ティモシー・シャラメについてもご紹介!魅力たっぷりのこの映画、一見の価値ありです。
(C)2016 Young Dramatists, LLC. All Rights Reserved.
マイ・ビューティフル・デイズあらすじ
孤独を抱えている29歳の英語教師であるレイチェル・スティーヴンスは、演劇部のビリー、マーゴット、サムの3人を週末に開催される演劇のコンペティションにボランティアとして引率することになります。
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出発直前に校長からビリーには行動障害があり、薬を飲んでいることを知らされたミス・スティーヴンス。何かあればすぐ電話するように告げられ、出発します。
3人と過ごす週末は一筋縄では行かないのですが、3人と接するうちにミス・スティーヴンスは色々と気づかされはじめます。
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人気爆発中!ティモシー・シャラメが好演
『生まれ育ちはNYの生粋のニューヨーカー』
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高校生で演劇部所属のビリーを演じるのは、「君の名前で僕を呼んで」で一気に人気が爆発したティモシー・シャラメ。
マンハッタンのヘルズキッチンで生まれ育ったシャラメは、アート系高校ではトップレベルのラガーディア高校を卒業。その後、コロンビア大学に入学しますが俳優の道を極めるために中退しています。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ちなみに、ラガーディア高校で同級生だったのはアンセル・エルゴート。
トップレベルの才能を持った生徒たちのなかでも、この2人は特に目立った生徒だったかもしれません。シャラメ曰く、アンセルは校内でも大人気だったそう。
『オスカー史上3番目に若い主演男優賞ノミネート』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
22歳の頃にオスカーにノミネートされ、惜しくも受賞は逃しましたがその演技力は間違いないことを証明したティモシー・シャラメ。
俳優としてのキャリアは実はもうすでに10年近く、高校時代は「ホームランド」にも出演しています。
2014年公開のクリス・ノーラン作品「インターステラー」では主人公の息子役として出演し話題になりました。
毎回どの映画でも違った顔をみせてくれるシャラメ。本作でも、行動障害を抱える繊細なティーンエイジャーを見事に演じきっています。
『飾らない人柄も人気の秘密』
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スターダムにのし上がっても謙虚で飾らない人柄は変わらないシャラメ。「君の名前で〜」の頃はインタビューなどでのテレビ出演に慣れておらず、司会者の顔を見ながら喋れなかったり、舞台挨拶で椅子から転げ落ちてしまったりお茶目な一面もあります。
最近は新作映画「The King」のロンドンプレミアで、「ベーグル持ってきて!」というファンからのツイッター上でのリプライに応え、レッドカーペットに本当にベーグルを持参し配るというファンサービスが話題になりました。
『新作映画が続々と待機中!』
NETFLIX 日本
「君の名前で僕を呼んで」のエリオ役で一気に話題になって以降、休む間も無く新作映画の撮影が続いているシャラメですが、同じく11月にはネットフリックス配信による「The King」も公開となっています。
12月には「若草物語」のリメイク版となる「Little Women(原題)」が全米で公開、そして来年以降にはウェス・アンダーソン監督による新作映画に主演も決定。「Little Women」の日本公開は今のところ未定となっていますが、近々アナウンスがあるといいですね。
監督とキャストが語る制作秘話
『自身も教師の経験あり』
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今回がデビュー作となるジュリア・ハート。脚本の共同執筆は夫であるジョーダン・ホロウィッツです。
大学卒業後はしばらくのあいだ高校で教師として働いていたジュリア。ですが、この映画は彼女の経験を元に作られたわけでは無いようです。
インスパイアはされていますが、ミス・ステーヴンスに自身を反映させているわけではなく、「彼女は私ではないです。彼女のように若かったけれど、自分を見失ってなかったし、悲嘆に暮れてるわけでもなかったので。」とインタビューで答えています。
『リリー・レイヴのことは知らなかった』
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Miss Stevensの制作を始めた頃は、主役のレイチェルを演じることになるリリー・レイヴのことは知らなかったというジュリア・ハート監督。夫で共同執筆したジョーダンとリリーが大学時代の知り合いで、偶然にも3人でディナーをする機会があり、意気投合したそう。
レイチェル役にはリリーしか居ない、と直感で思ったジュリアが脚本を送り、出演が決定しました。
『モノローグは20テイク!』
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シャラメの演じるビリーが、演劇のコンペティションで披露するDeath of a Salesmanという舞台のモノローグ。話題になったこのシーン、なんと20テイクも撮っていたのだそうです。ワンカットのこのシーンはとにかく必見です。シャラメ自身、このシーンを何度も撮ることは価値のあることだったそうで、脚本を読んだ時に最高だと思ったとのこと。
ようやく日本公開が決定!
『公開は11月1日!!』
シャラメの人気が爆発したおかげで、日本でも11月1日からの公開となっていました。見逃した方は動画配信サービスでの配信が待ち遠しいですね。
あと少しの辛抱ですね!
マイ・ビューティフル・デイズのまとめ
いかがでしたでしょうか?
ティモシーだけでなく、マーゴット役のリリー・ラインハートや、監督が「この子しかいない!」と熱望して出演が決定したサム役のアンソニー・クインタールも好演していて、批評家からの評価はおおむね好評の作品です。
最後までご覧いただきありがとうございました!
(2020年1月現在の情報です。詳しい情報は公式サイトでご確認ください。)