動画配信サービス、DVDやBlue-rayなど自宅で映画を見るとき、テレビで見る人も多いのでは。最近ではスマートテレビや4Kテレビなども普及した上、動画配信サービスなどでも4K対応が増えてきたので画質は本当に贅沢になってきました。
もう少し欲をいえば音の環境もさらに整えたいところです。そこで、テレビにも簡単に繋げられ、スマホなどにも利用できるスピーカーをおすすめします。音の環境を変えるだけで、より楽しい動画ライフが送れますよ。
【テレビに繋ぐなら「サウンドバー」がおすすめ!】
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サウンドバーとは、その名の通りバータイプ(棒状)のスピーカーのことです。従来ですと、左右のスピーカーとウーファー(低音のみ再生するスピーカー)に分かれていたところを、このタイプは1本のバーの中に、複数のスピーカーが組み込まれています。
メーカーによっては、このウーファーをサブウーファーとして独立している場合もあります。
サウンドバーがあることで、映画館のように見ている人を取り囲むような立体的なサウンドを疑似的に体感することができるのです。また、テレビが薄くなるにつれ、スピーカーに使える容積が小さくなっているのが現状です。そこで、別にスピーカーを用意することで、より臨場感や迫力のある音を楽しむことができるようになっています。
【サウンドバーを選ぶには?】
サウンドバーにも、さまざまな選び方があります。いくつかのポイントでまとめてきました。
- サイズ
- 音質
- ハレイゾ音源対応
- サブウーファーの有無
- 価格
以上の点を詳しく説明していきます。
サウンドバーのサイズ
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サウンドバーのサイズはさほど大きくはなく、横幅1m以内×高さは10cm以内くらいの大きさが一般的です。テレビの前のスペースに置くことがほとんどなので、コンパクトであることは大事ですね。
テレビ台からはみ出さないよう、置く場所のサイズもきちんと把握しておいてから購入することをおすすめします。サブウーファーが独立している場合は、その置き場の確保もあります。ある程度、シュミレーションしておくといいですね。
サウンドバーの音質
Copyright 2020 Sony Corporation, Sony Marketing Inc
サウンドバーの大きな特徴として、疑似的なサラウンドサウンドを体感できることにあります。
2.1ch、5.1ch、7.1chなどと、数字が増えるほど音が立体的に聞こえるのです。
これはあくまで好みと予算に合わせて選んでいくのがよいでしょう。
より臨場感のある音質を求めるのであれば、チャンネル数の多いモデルを選んでください。
サウンドバーのハレイゾ音源対応
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ハレイゾ音源とは、CD以上の情報量を持つ音楽データのことをいいます。
通常、音をCDに収録するためはそこに入れられる情報量が限られるため、もしかしたら記録できない音も存在してしまいます。
そんな音の情報量の上限に対応しているのが、ハレイゾ音源に対応しているかどうかということです。
ハレイゾ音源対応モデルなら、CD以上の高音質な音源も楽しむことができるのです。よって、テレビや映画を見るだけでなく、音楽そのものを楽しむ場合にもおすすめできます。
サウンドバーのサブウーファーの有無
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サウンドバーには、バータイプのものとは別に重低音を出すことに特化したサブウーファーを附属する場合があります。
バータイプだけでは表現しきれない重低音を出すことができます。
SF映画やアクション映画、音楽鑑賞など特に音にこだわりたい時にはセパレートされている方をおすすめします。
サウンドバーの価格
価格は同じメーカーだったとしてもピンキリで、主流は1万円代~5万円程度といったところでしょうか。それぞれの機能や予算内で自分に合ったものが見つかるといいですね。
【テレビとの接続方法】
テレビと接続する場合、有線にするか無線にするかという大きな違いがあります。
有線の場合
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サウンドバーの接続は一般的にHDMIケーブルを使用します。これが一番機能的です。
HDMIケーブルで繋ぐことで、4K規格の高音質サラウンドに対応できます。
また、映像と音声を同時に送ることができるARC対応も一般的です。線をすっきりさせたい場合に便利です。
但し、テレビによっては対応していないこともあるので、確認しておいた方がいいでしょう。
HDMI-CEC規格対応の製品は、テレビリモコンでサウンドバーの操作もできます。
1台のテレビリモコンで操作できるので、使い勝手がよいですよね。
無線の場合
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無線で接続する場合は、Bluetoothなどを使用してスピーカーと音源を繋ぐことができます。
配線を考える必要もないので、コードだらけにならずすっきりしますよね。
スマートフォンやタブレットなどと接続することもできるので、モバイルデバイス用のスピーカーとして音楽などを聞くこともできて便利です。
【サウンドバーおすすめ機種を紹介!】
人気や価格帯などを考えて、おすすめの機種を紹介します!
サウンドバー SONY HT-X8500(2.1ch)
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臨場感のあるサウンドが楽しめるサウンドバーです。
Bluetooth対応にも対応しているので、スマホなどに保存している音楽もワイヤレスで楽しめます。
コンパクトでありながら、迫力の重低音が再生できる人気の機種です。
サウンドバー YAMAHA「ヤマハフロントサラウンドシステム」YAS-109(5.1ch)
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前後や左右だけでなく、上からの音も再現できるバーチャル3Dサラウンドに対応したサウンドバーです。
HDMI端子や、Bluetooth機器からの再生も可能です。
音声アシストの「Alexa」を搭載しているので、話しかけるだけでボリューム調整などの操作も簡単。スタイリッシュなデザインが魅力的な機種です。
サウンドバー JBL Bar Studio(2.0ch)
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HDMI ARCに対応したテレビ向けのサウンドバーです。ケーブルだけで簡単にセットアップ。
5種類のサウンドモードを搭載しています。特にパワフルな重低音が楽しめる機種です。
Bluetoothにも対応しており、ワイヤレス接続はもちろんのことUSBメモリーなどの接続にも対応しています。お手頃な価格も魅力的です。
サウンドバー panasonic SC-HTB01(2.1ch)
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ハレイゾ音源に対応しているサウンドバーです。音が自分の周りで移動する感覚が味わえる点も魅力のひとつ。
前後左右はもちろんのこと、高さの表現の可能にした立体音響システムを搭載しています。
よりリアルな空間を再現できるので映画鑑賞やゲームのプレイにはぴったりな機種です。「ファイナルファンタジーXIV」推奨機種でもあります。
サウンドバー SONY HT-Z9F(3.1ch)
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フロントのスピーカー1本で高さなどの動きを表現することのできる立体音響が味わえるのが特徴。
ハレイゾ音源にも対応し、4K信号をそのまま4Kテレビへ送信することも可能です。
シネマモードでは、役者のセリフを鮮明に表現。映画鑑賞にもってこいですね。デザインもスリムで機能性に優れています。
これだけの機能を搭載しているので、価格はちょっとお高めかもしれません。
サウンドバー パナソニック SC-HTB200ーK(2.1ch)
© Panasonic Corporation
コンパクトサイズのサウンドバーです。サイズは小型でも、2.1chのサラウンドシステム対応で、迫力のある音響を実現できます。
HDMI-CECにも対応しているので、テレビと連動して電源をオン・オフが可能な上にテレビリモコンで音量調節もできます。
Bluetoothにも対応しているため、使い勝手の便利な機種です。価格帯も他と比べると魅力的ですね。
サウンドバー BOSE SoundTouch 300
© Bose Corporation 2020
老舗スピーカーメーカーBOSEの機種。独自開発の「QuietPort」という技術を搭載したサウンドバーです。この技術により、音の歪みを低減し、大音量での再生も可能に。
NFCペアリングに対応しており、スマホなどの外部デバイスとの接続も可能です。最高性能がコンパクトにまとめられています。価格も今回紹介している機種の中では、ちょっとお高めになります。
贅沢気分を味わう!テレビで映画を見るときにおすすめのスピーカー!まとめ
動画配信サービスやDVD、Blue-rayなどテレビを利用して映画を見るときのスピーカー使用に関して紹介してきました。
さらにプロジェクターを用意すれば、もう立派なホームシアターですね。
こんな風に少しずつ必要なものを用意しながら、ホームシアター化していくのも面白いかもとスピーカーを紹介してみて思いました。
ますます自宅にいながら動画を楽しむことが増えていきそうな昨今。自分なりの楽しみ方を見つけていきたいですね。
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