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映画「賭ケグルイ」~あらすじとみどころをご紹介~

カジノが話題になっている昨今。

賛否両論はあれども、「ギャンブル」は私達の興味をそそるものでもあります。

宝くじは勿論、パチンコや競馬・競艇など、「当たれば一攫千金」という夢は、人の欲望に訴えかけてきます。

そして何よりも、ギャンブルとはゲームでもあります。

その過程を楽しみ、結果を楽しむ。

それが、ギャンブルの本質です。

賭ケグルイ

(C)019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

映画「賭ケグルイ」

題名の通りギャンブルを主軸とし、欲望をそそるものとしてだけではなく、ゲームとして興味深いギャンブルの世界を描き出しています。

今回は、映画「賭ケグルイ」のあらすじやみどころをご紹介していきます。

 

映画「賭ケグルイ」の作品概要

公開年:2019年

監 督:英勉

キャスト:浜辺美(蛇喰夢子)、高杉真宙(鈴井良太)、福原遥(歩火樹絵里)など

原作:河本ほむら、尚村透

映画「賭ケグルイ」は、現在も連載中の同名漫画を原作とした映画作品です。

原作漫画は同じキャストでドラマ化もされており、本作はドラマ版シーズン2以降の話として映画完全オリジナルストーリーとして制作されました。

見ごたえのある映像で、映画単体でも充分に楽しむことができます。 

とはいえ、原作やドラマをあらかじめ見ておくことで、より作品の世界に没頭することができるでしょう。

 斬新な世界設定

「賭ケグルイ」という題名が示す通り、この作品の主軸はギャンブルにあります。

賭ケグルイ(C)019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

ギャンブルをメインに置いた漫画や映画は多々あるものの、「賭ケグルイ」の斬新な点は、高校を舞台としている、ということでしょう。

勉強やスポーツよりも、ギャンブルの強さが重要視される高校。

ギャンブルに負ければ、人としての存在が否定されるような世界観。

反対にギャンブルに強ければ、学校そのものを動かせるほどの権力を持つことができる。

賭ケグルイ

(C)019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

そして、その中で生きる生徒たちも際物ぞろいです。大人でも尻込みするようなギャンブルにのめり込み、心理戦を繰り広げます。

こんな高校はある訳がないものの、どこかリアリティがある。まるで、極端な現実世界の縮図を見ている気分にさせられるのです。

映画「賭ケグルイ」のあらすじ

賭ケグルイ

(C)019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

主人公・蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)や鈴井涼太が通う高校、私立百花王学園。

この学園の主な生徒は、富裕層の子弟たち。

国や世界のリーダーとなるための高校です。

賭ケグルイ(C)019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

百花王学園では、勉強やスポーツが重要視されません。

その代わり、ギャンブルの強さがものを言います。

ギャンブルに強ければ尊敬され、反対に弱ければ「家畜」に落とされ、奴隷のような扱いを受けるのです

まさに、ギャンブルこそ全てなのです。

賭ケグルイ

(C)019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

ギャンブルが支配する百花王学園にも、反旗を翻す勢力が現れました。

彼らは「ヴィレッジ」と名乗り、反ギャンブルをスローガンとして掲げていました。

https://twitter.com/kakegurui_jp/status/1118318407047237634

ヴィレッジと共に、異様にギャンブルに強い夢子を潰したい学園側。

その目的のために、「生徒代表指名選挙」が行われることとなりました。

賭ケグルイ(C)019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

生徒代表指名選挙」は、勿論ギャンブルです。

全生徒が必ず参加しなければならず、万が一、参加しなければ退学となってしまいます。

夢子は喜び勇み、ヴィレッジは団体存続のために、このギャンブルに参加することとなりました。

映画「賭ケグルイ」のみどころ2つ

最初は気乗りしなくとも、思わず引き込まれてしまう。

映画「賭ケグルイ」には、そんな魅力があります。

ここでは、そんな「賭ケグルイ」のみどころを2つ、ご紹介していきます。

 狂気をはらんだ出演陣の演技

https://twitter.com/kakegurui_jp/status/1116556722342989824

美女が目をひん剥き、叫び続ける。同じく美人が、ギャンブルのリスクに酔いしれる。

こんな場面を、通常見ることがあるでしょうか。

https://twitter.com/kakegurui_jp/status/1111795176308015105

百花王学園の日常は、私達にとっては信じがたいものです。

一度負けただけで、即破産に追い込まれるような金額

それがギャンブルの掛け金として、常に動き続けています。

https://twitter.com/kakegurui_jp/status/1103510493845630981

また、百花王学園の不思議な「家畜」という制度

ギャンブルに負け続け、生徒会(学園)に上納金が払えなければ、「家畜」に落とされ人として扱われることありません。

借金だけではなく、人としての尊厳を失うこの制度は、学園生活を送る上での大きなリスクと言えるでしょう。

(C)019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

そんなリスクを介することなく、学園の生徒はギャンブルに熱中します。

それを「狂気」と言わずに、何と言うのでしょうか

映画全体を包む、大勢の狂気。

一人一人の出演陣が狂気を、個性として発揮しており、画面を介してもなお、熱気として伝わってきます。

賭ケグルイ(C)019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

主人公である蛇喰夢子とキーパーソンである歩火樹絵里は、これらの狂気を具現化したキャラクターでしょう

ギャンブルのリスクが大きければ大きいほど、楽しめる夢子。

ギャンブルに勝つことを欲するのではなく、「人」としての欲望を追求する樹絵里

https://twitter.com/kakegurui_jp/status/1014390095581872128

方向は違えど、内包する狂気の大きさは変わりません。

二人の女優が、どのようにこの狂気を表現するのか。

それを見るだけでも、映画「賭ケグルイ」を見る価値があります。

単純だが奥深い「ゲーム」の世界

「ギャンブル」という言葉を聞くと、パチンコや競馬、カジノなどを想像することでしょう。

金銭が関わる場合も多々あり、悪いイメージが先行してしまうかもしれません。

https://twitter.com/kakegurui_jp/status/1123769073475702785

ギャンブルとは本来、ゲームの一種です。

金銭が関わればスリルは増し、一時はより楽しく感じる場合もあるでしょう。

しかしそれ以上に、ゲームとして楽しむのが、ギャンブルの姿でもあるのです。

賭ケグルイ(C)019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

映画「賭ケグルイ」に登場するギャンブルは、純粋なゲームとして楽しむことができます。

一攫千金の夢はさておいても、相手の裏をかく心理戦や、素朴なゲーム性を感じることができるのです。

https://twitter.com/kakegurui_jp/status/1123784172655521797

じゃんけんを軸とし、「グー」・「チョキ」・「パー」の札を集めていくゲーム。

相手より大きい数を出せば勝ちとなるゲーム。

ルールそのものは分かり易く、すぐさま友人を集めて試すことができるでしょう。

賭ケグルイ(C)019 河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「映画 賭ケグルイ」製作委員会

これらのゲームに、複雑な決め事は存在しません。

単純で奥深い、駆け引きを楽しめるようにできあがっているのです。

https://twitter.com/kakegurui_jp/status/1123149996981755907

そのため映画を見ながらでも、「自分はどんな手でいくだろうか」と考えることができます。

見続けるにしたがって、登場人物の手法に感心し、ときには腹を立て、何故そんな手を打ったのかを理解しようとしていきます。

映画を見る「視聴者」としての立場ではなく、あたかも参加者としてその場にいるように感じさせてくれるのです。

アクは強いが楽しめる映画!「賭ケグルイ」 配信先

「賭ケグルイ」は、人の狂気をデフォルメし、描かれた映画のように感じます。

誰にでも、手放しで勧めることのできる作品とは言えないでしょう。


しかしその反面、楽しめる人はとことん楽しめる映画でもあります。

ストーリーや登場人物、世界観は独特で、非常にアクが強いものです。

一旦物語に引き込まれてしまうと、そのアクは熱気に変わります。

https://twitter.com/kakegurui_jp/status/1190142467871404034

登場人物たちの熱気が見ている側にも乗り移ったようで、映画を見終わった後も、その余韻はなかなか消えることがありません。

そんな余韻を感じたいのであれば、原作のファンやドラマのファンに限らず、一度見て頂きたい映画作品です。

最後までご覧いただきありがとうございました!

(2020年2月現在の情報です。詳しい情報は公式サイトでご確認ください。)

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