今回は、板尾創路さんが監督・脚本を務めた映画「火花」を紹介したいと思います。
映画「火花」は、お笑い芸人で作家でもある又吉直樹さんの作品を実写化したもので、
菅田将暉さんや桐谷健太さんなど豪華俳優人が出ていると話題になりました。笑いあり感動ありの映画で、充実した内容になっています。
(C)2017「火花」製作委員会
映画「火花」がどんな映画?
出演者
徳永役 : 菅田将暉
10周年記念アニバーサリーブック発売!イベントもありがとうございました!これからも宜しくお願いします!#誕生日 #26歳 pic.twitter.com/C7nzv5gEvU
— 菅田将暉 (@sudaofficial) February 21, 2019
お笑いコンビ「スパークス」のボケを担当。ある日知り合った神谷を師匠と慕っていて、10年間お笑いに情熱を注ぐも相方の結婚によりコンビは解散してしまいます。
山下役 : 川谷修士
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お笑いコンビ「スパークス」のツッコミ担当。徳永に漫才をやろうと持ちかけた張本人で、10年間コンビとしてお笑いをしていたがお笑いを続けて行く自信がないと言い解散してしまいます。
神谷役 : 桐谷健太
真樹役 : 木村文乃
https://www.instagram.com/p/BpMuiANnxH1/
神谷と同居している気さくで面白い女性。おばけの格好をした風俗で働いて神谷を養っていたが、彼氏ができそれ以来は音信不通でした。その後は、二児の母となり見た目も清楚な感じに。
鹿谷役 : 加藤諒
会場到着✨
わくわく(o´艸`o)♬#長岡まつり大花火大会2019 #米フェス2019 pic.twitter.com/Ye0XW93ZVU— 加藤 諒 (@kato_641) August 2, 2019
鹿谷はピンのお笑い芸人。次世代のお笑いスターが集まった「渋谷オールスター祭」で優勝を果たし、その後も缶コーヒーの広告に抜擢されるなど、お笑い以外でも成功しています。
映画火花のあらすじ
熱海銀座納涼夏まつりでお笑いライブしていた徳永たち。しかし、客席は全く埋まっておらず、笑いも全く取れませんでした。すると、地元の不良集団が現れ、彼らの煽りに徳永はキレそうでしたが、相方の山下がなんとかなだめてその場をやり過ごします。
何もできずにステージを降りていく徳永たちの前に、「あほんだら」の神谷たちが現れました。神谷は徳永たちの仇を取ると言ってステージに上がり、不良グループを逆に煽ったのです。男気溢れる神谷に憧れ、弟子にしてもらえないかと頼み込みます。神谷はボケで言ってるのかと聞き返しましたが、本気の態度に押されてオッケーをすることに。
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神谷はもともと関西に住んでいたが、関西での漫才に限界を感じ上京。住んでる距離が近くになり、会う頻度も増えさらに神谷と徳永の距離は縮まっていきました。
ある日、飲見すぎて酔っ払った徳永は神谷が住んでいるアパートへ。そこには、神谷と同居している美樹という女性がいて、お金のない神谷を養っていました。彼女は何度か神谷に告白をしましたが、こんな男と本気で付き合ったらかわいそうと断られたそうです。
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渋谷オールスター祭というお笑いの大会に出た徳永と神谷。スパークスもあほんだらもかなりの笑いを取っていましたが、結果は4位と6位。この不甲斐ない結果を受けてもっと笑わせたいと感じた徳永は、相方の山下と公園で練習をしますがツッコミのテンポが合わないという些細なことでイラついてしまいます。神谷との電話で冷静さを取り戻し仲直りしました。
漫才を頑張っていた徳永でしたが、テレビに出てもなかなかブレイクせず悩んでいました。そんな時、相方の山下の彼女が妊娠してしまい、この生活を続けていくのが不安と言われコンビの解散を持ちかけられます。徳永は素直にそれを受け入れ、残っていた営業の仕事をこなして解散することが決定。
スパークスとしての最後のステージにたった徳永は、最後の漫才で相方の山下に想いの全てをぶつけます。漫才の内容は自分の思っておることと逆のことを全力でぶつけるというものでした。はじめは台本どおりの展開でしたが、急にアドリブになり困惑する山下。徳永はこの10年間の感謝の気持ちを反対の言葉で山下のぶつけ、漫才人生に幕を閉じたのです。
漫才をやめた徳永は不動産屋で働いていました。いつもの居酒屋で1人食事をしていると、久しぶりに神谷からメールがきます。久しぶりにあった二人は花火を見に熱海へ行くことに。そして、初めて2人で行ったお店にお笑いグランプリのポスターが貼ってあり、それを見た神谷は2人で出ようと勧め大会に出場するのでした。
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映画「火花」の見どころ
豪華キャストの演技に注目
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映画「火花」は主演を菅田将暉さんが演じていて、そのほかにも桐谷健太さんや木村文乃さんなど豪華キャストが出演しています。中でも主演の菅田将暉さんの演技は素晴らしく、映画の中でコンビを組んでいた川谷修士もその役作りのすごさに驚いて「本当にコンビを組みたい」と冗談を言われたそうです。映画ではコンビ間の葛藤や、やりとりなどがとてもリアルで見ていてとても臨場感がありました。
監督が板尾創路さんというのも良い
板尾創路さんはお笑いタレントというだけあって、お笑いのことをすべてわかっています。そのため、映画の世界観やお笑いの内部事情などがわかりやすく描かれていて、お笑いに疎い人でも楽しむことができる内容になっていました。
(C)2017「火花」製作委員会
特に、お笑い芸人とはどのようなものかというのがはっきりと描かれていました。例えば、若手であればお風呂もないアパートに住みつずけなければいけない点など、下積み時代の生活スタイルなどは普段目にする機会がありませんよね。そのような、リアルな状況を知れるのもこの映画の魅力です。
感動のクライマックス
(C)2017「火花」製作委員会
10年間一緒にお笑いを続けてきた山下とは結局解散してしまいますが、スパークとしての最後のステージはとにかく感動的です。もし自分が相方でだったらという気持ちで見ていると、徳永の想いの詰まったセリフ1つ1つに感動してしまい涙が出てきます。演技だとわかっていても、ここまで感動させてくれるようなセリフと演技は凄いの一言です。
映画火花のまとめ
(ご紹介した作品は8月時点での配信状況です。視聴する時期によっては配信が終了している場合もありますのでご了承ください)