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映画「サマーウォーズ」が夏になると何度もみたくなるの?あらすじ紹介!

2019年でついに10周年を迎えるアニメ映画「サマーウォーズ」。地上波で放送されればtwitterのタイムラインが名台詞「よろしくお願いしまあああああす」で埋め尽くされるほどの人気作。今回は多くの人に愛され、夏の定番アニメとなっている「サマーウォーズ」をその魅力と共にご紹介します。

サマーウォーズ(C)2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS

よろしくお願いしまあああああす

「サマーウォーズ」ってどんな映画?

サマーウォーズについて

2009年に公開されたアニメーション映画「サマーウォーズ」。細田守監督が製作した初の長編オリジナル作品です。公開当時は主人公ケンジの声を神木隆之介さん、ヒロイン夏希の声を桜庭ななみさんが演じたことでも話題になりました。「時をかける少女」で主人公・真琴を演じた仲里依紗さんも夏希の親戚の一人を演じています。

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最高の夏体験をあなたに

田舎のとある一軒屋を舞台に、一族総出で世界の危機に立ち向かう仮想空間と現実世界を織り交ぜた壮大なスケールの作品です。夏をギュッと凝縮したような映像表現や、ワクワクでドキドキな戦いと、家族のつながりや感動をてんこ盛りにしたエンターテインメント性の高いストーリー展開で子供から大人まで引き込まれます。

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夏のアニメは細田守!

「サマーウォーズ」で監督を務める細田守さんは2006年「時をかける少女」、2009年「サマーウォーズ」、2012年「おおかみこどもの雨と雪」、2015年「バケモノの子」、2018年「未来のミライ」と3年に1度のペースで長編アニメーション映画を公開している大人気監督です。「時をかける少女」を手掛けるまでは「デジモンアドベンチャー」や「ゲゲゲの鬼太郎」「ワンピース」など有名アニメーション作品でも監督を務めていました。代表作でもある「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」は「サマーウォーズ」の物語の原型とも言われています。

「サマーウォーズ」のあらすじ

 これは新しい戦争だ。

サマーウォーズ(C)2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS

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舞台は「OZ」という仮想世界と現実が密接に関わりあうようになった近未来。主人公・ケンジは憧れの先輩である夏希に誘われ、アルバイトとして夏希の曾祖母・栄の誕生日を祝う親戚の集まりに同行する。個性豊かな陣内家の人々に圧倒されながら、「おばあちゃんを元気づけたい」という夏希のため婚約者のフリをし、賑やかな1日を過ごす。その夜、ケンジのOZアカウントに膨大な数字の羅列がメールで届く。数学の問題と勘違いし回答してしまった翌日の朝、ケンジはOZのセキュリティを破った犯人として指名手配を受けることに。大混乱に陥ったOZを、日本を、世界を救うため、陣内家とケンジのアバターを奪った人工知能ラブマシーンとのひと夏の闘いが始まる。

 

 仮想空間OZとは?

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この作品における重要なキーワードとなるのが「OZ(オズ)」。「OZ」とはインターネット上に作られた仮想空間を、自身が製作したアバターを用いて自由に動き回ることが出来るシステムです。ゲームや買い物のみならず、インフラ設備や公共交通機関とも連携されており、10億人以上の登録者を誇ります。誰もが一度は夢見たことがある仮想世界が、幻想的かつリアリティをもって構築されているのですが、この「OZ」の世界に異変が起こることで、現実世界にも様々な問題が巻き起こっていきます。

 

 個性が豊かすぎる陣内家の人々!

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なんといっても「サマーウォーズ」の魅力は賑やかな陣内家の親戚一同。下は0歳から上は89歳まで、なかなか結婚しない姉弟や、男三兄弟とその奥さん三人組。憧れのおじさんや生意気ないとこの少年。仲良しキッズ3人組など総勢26名はまさに親戚展覧会のようです。個性豊かな陣内家の人々ですが、特に大人チームは元教師である栄おばあちゃんを筆頭に、漁師、内科医、市役所職員、陸上自衛隊、電気屋、介護福祉士、救急救命士、消防士長、レスキュー隊員、警察官、そして研究者と本当に多種多様な職業についています。ラブマシーンとの戦いにもそれぞれが自分の得意分野で協力します。かなりのエリート一家なのではと感じますが、これらの職業の共通点が「人々の支えになる仕事」という点に栄おばあちゃんから受け継いだ陣内スピリッツが溢れているとも考えられます。

 

「サマーウォーズ」が何度見ても面白い理由。

熱いバトルシーン!肉弾戦と頭脳戦! 

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ラブマシーンとの闘いの場面は、物語の山場ともなっています。

OZの格闘ゲーム世界チャンピオンでもある佳主馬(夏希のまたいとこ)が操るキングカズマとの対決ではスピード感と重厚感にあふれる肉弾戦で手に汗握る展開が続きます。

一方ケンジの対決も、頼りないながらも持ち前の頭脳を活かし、戦略を練ってラブマシーンを追い詰めたり、得意の計算で一家の危機に立ち向かったりと見ごたえ充分です。

 

1回目はケンジ目線で!2回目以降は夏希目線で楽しめる!

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よろしくお願いしまあああああす

初めて映画を見る方は、ケンジ視点でこの家にはこんな人がいるのか、栄おばあちゃんすごい!と驚きながら見るまさしく陣内家にお邪魔するお客さんの目線で楽しむことが出来ます。しかし、面白いのが2回目以降です。2回目以降は「サマーウォーズ」を見る際、夏希の視点で物語に入るこむことが出来ます。夏希の祖父は他界しており、両親も遅れて到着するので陣内家にいるのは、夏希にとってはちょっと遠い親戚ばかりです。そのため久々に会う親戚の距離感と、画面越しに再開するキャラクターとの距離感がシンクロし、自分も親戚が集まる実家に帰ってきたような気持ちで見ることが出来る不思議な作品です。


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まとめ


サマーウォーズはこちらから

タイトルにもある通り「ひと夏の戦い」を描いた「サマーウォーズ」。夏の暑さや汗、慌ただしく楽しい季節を2時間でジェットコースターのように体感することが出来ます。そして夏の賑やかで華やかな部分を描くと同時に、8月のお盆の季節特有のけだるげでもの悲しい空気感まで丁寧に描かれている点が本当に素敵な作品です。エンディングで流れる山下達郎さんの「僕らの夏の夢」もあわせて聞いて、見て頂きたいと思います!

(2019年8月現在の情報です。詳しい情報は公式サイトでご確認ください。)